薬物依存とは− 精神的依存と身体的依存がある −
・ 精神的依存
上記法律に関するすべての物質に精神的依存が生ずる。
精神的依存とは、薬物の摂取を続けるうちに、その薬物がほしくて
たまらなくなり、どんな手段を使ってでも手に入れようとする欲求が
生まれることをいう。
・ 身体的依存
身体的依存をきたすのは、オピエート(モルヒネ等)とバルビツレート。
(バルビツール酸誘導体、ベンゾジアゼピン誘導体といった向精神薬、
いずれも睡眠薬にも使用される)
身体的依存が生じると、生体は薬物の存在下でのみ機能を発揮する
ようになる。薬物投与が中断され、薬物の作用が切れると、激しい
退薬症状(禁断症状、体重減少など)が誘発される。
なお、一般薬では、アルコールに身体的依存がある。
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