痛風・高尿酸血症治療薬

2020年5月25日

医薬品各種(痛風・高尿酸血症治療薬)

コルヒチン(一般名:コルヒチン)

腎機能低下時の用法・用量(コルヒチン)

「腎機能低下時に最も注意の必要な薬剤投与量一覧」日本腎臓病薬物療法学会(2019年4月1日改訂(32版))

  • CCr(60mg/dL以上)、常用量
    1)痛風発作の緩解及び予防:1日3~4mgを分6~8。痛風発作の緩解には1日1.8mgまで。発病予防には1日0.5~1mg。発作予感時には1回0.5mg
    2)家族性地中海熱:1日0.5mgを分1~2。1日最大投与量は1.5mg
  • CCr(60mg/dL未満、透析患者を含む)
    連続投与は推奨できない。腎障害がありCYP3A4阻害薬(アタザナビル, クラリスロマイシン, インジナビル, イトラコナゾール, ネルフィナビル, リトナビル, サキナビル, ダルナビル, テラプレビル, コビシスタットなど)、P-gp阻害薬(シクロスポリン)併用患者は禁忌
    インジナビル販売中止(2017年7月)

コルヒチンは、CYP3A4の基質薬(影響を強く受けやすい)である

「医薬品開発と適正な情報提供のための薬物相互作用ガイドライン」(2018年7月)
(実践薬学2017,pp.146-147)

ザイロリック(一般名:アロプリノール)

腎機能低下時の用法・用量(アロプリノール)

「腎機能低下時に特に注意が必要な経口薬の例」(実践薬学2017,p.163)
尿中未変化体排泄率(活性代謝物70%)、減量法の記載無し。

「腎機能低下時に最も注意の必要な薬剤投与量一覧」日本腎臓病薬物療法学会(2019年4月1日改訂(32版))

  • CCr(60mg/dL以上)、常用量
    1日200~300mgを分2~3、食後
  • CCr(30~60mg/dL未満)
    1日100mgを分1
    ただし、この用量では適正な尿酸値にコントロールできない場合が多い
  • CCr(30mg/dL未満)
    1日50mgを分1
    ただし、この用量では適正な尿酸値にコントロールできない場合が多い
  • HD(血液透析)・PD(腹膜透析)
    HD患者では1回100mgを週3回、毎HD後。
    CAPD患者では1日50mgを分1
    ただし、この用量では適正な尿酸値にコントロールできない場合が多い

アロプリノールは、CYP1A2阻害薬(弱い)である

「医薬品開発と適正な情報提供のための薬物相互作用ガイドライン」(2018年7月)
(実践薬学2017,pp.146-147)

フェブリク(一般名:フェブキソスタット)

トピロリック(一般名:トピロキソスタット)

ユリノーム(一般名:ベンズブロマロン)

ベネシッド(一般名:プロベネシド)

パラミヂン(一般名:ブコローム)

ブコロームは、CYP2C9阻害薬(中程度)である

「医療現場における薬物相互作用へのかかわり方ガイド」日本医療薬学会(2019年11月)
表:CYPの関与する基質、阻害薬、誘導薬の代表例(特に高齢者での使用が想定され注意が必要な薬物)p.45
「医薬品開発と適正な情報提供のための薬物相互作用ガイドライン」(2018年7月)
(実践薬学2017,pp.146-147)

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サリドマイド事件のあらまし(概要)
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2016年11月5日(第2版発行)
2019年10月12日(第3版発行)
2020年05月20日(第4版発行)

本書は、『サリドマイド胎芽症診療ガイド2017』で参考書籍の一つに挙げられています。

Web管理人

山本明正(やまもと・あきまさ)

1970年3月(昭和45)徳島大学薬学部卒(薬剤師)
1970年4月(昭和45)塩野義製薬株式会社 入社
2012年1月(平成24)定年後再雇用満期4年で退職
2012年2月(平成24)保険薬局薬剤師(フルタイム)
2020年4月(令和2)現在、保険薬局薬剤師(パートタイム)