抗B型肝炎ウイルス薬(ヘプセラなど)

2021年6月25日

医薬品各種(抗HBV薬)

ゼフィックス(一般名:ラミブジン)

抗B型肝炎ウイルス薬:
「ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬。B型慢性肝炎、肝硬変に有効」。(今日の治療薬2021,p.831)

腎機能低下時の用法・用量(ラミブジン)

  • 「腎機能低下患者さんへの投与量記載がある薬剤例(内服のみ)」(どんぐり2019,pp.108-111)

ヘプセラ(一般名:アデホビル)

抗B型肝炎ウイルス薬:
「ラミブジン及びエンテカビル耐性株に対してラミブジン+アデホビル併用療法がGLで推奨」。(今日の治療薬2021,p.832)

腎機能低下時の用法・用量(アデホビル)

  • 「腎機能低下患者さんへの投与量記載がある薬剤例(内服のみ)」(どんぐり2019,pp.108-111)

バラクルード(一般名:エンテカビル)

抗B型肝炎ウイルス薬:
「核酸系逆転写酵素阻害作用。ラミブジン耐性B型肝炎ウイルスにも効果認められ、耐性化頻度低い」。(今日の治療薬2021,p.832)

腎機能低下時の用法・用量(エンテカビル)

  • 「腎機能低下患者さんへの投与量記載がある薬剤例(内服のみ)」(どんぐり2019,pp.108-111)

テノゼット(一般名:テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩、TDF)

抗B型肝炎ウイルス薬:(今日の治療薬2021,p.832)

テノゼット:抗B型肝炎ウイルス薬
ビリアード:抗HIV薬[ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬(NRTI)]

腎機能低下時の用法・用量(テノホビル)

  • 「腎機能低下患者さんへの投与量記載がある薬剤例(内服のみ)」(どんぐり2019,pp.108-111)

テノホビルは、CYP2B6阻害薬である(弱い)

  • 「医薬品開発と適正な情報提供のための薬物相互作用ガイドライン(最終案)」(2016年7月)、(実践薬学2017,pp.146-147)

ベムリディ(一般名:テノホビル)

抗B型肝炎ウイルス薬:
「組織移行性を高め少量の投与でTDFと同様の効果を得た」。(今日の治療薬2020.p.827)
注)TDF:テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩(テノゼット)

腎機能低下時の用法・用量(テノホビル)

  • 「腎機能低下患者さんへの投与量記載がある薬剤例(内服のみ)」(どんぐり2019,pp.108-111)

関連URL及び電子書籍(アマゾンKindle版)

1)サリドマイド事件全般について、以下で概要をまとめています。
サリドマイド事件のあらまし(概要)
上記まとめ記事から各詳細ページにリンクを張っています。
(現在の詳細ページ数、20数ページ)

2)サリドマイド事件に関する全ページをまとめて電子出版しています。(アマゾンKindle版)
『サリドマイド事件(第7版)』
世界最大の薬害 日本の場合はどうだったのか(図表も入っています)

www.amazon.co.jp/ebook/dp/B00V2CRN9G/
2015年3月21日(電子書籍:Amazon Kindle版)
2016年11月5日(第2版発行)
2019年10月12日(第3版発行)
2020年05月20日(第4版発行)
2021年08月25日(第5版発行)
2022年03月10日(第6版発行)
2023年02月20日(第7版発行)、最新刷(2023/02/25)

本書は、『サリドマイド胎芽症診療ガイド2017』で参考書籍の一つに挙げられています。

Web管理人

山本明正(やまもと あきまさ)

1970年3月(昭和45)徳島大学薬学部卒(薬剤師)
1970年4月(昭和45)塩野義製薬株式会社 入社
2012年1月(平成24)定年後再雇用満期4年で退職
2012年2月(平成24)保険薬局薬剤師(フルタイム)
2023年1月(令和5)現在、保険薬局薬剤師(パートタイム)