腎疾患用剤(カリメートなど)

2020年5月8日

医薬品各種(腎疾患用剤)

慢性腎臓病に伴う骨ミネラル代謝異常とは
https://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/top_naika/suzuken_naika_54/mdcl_info.html

カリメート(一般名:ポリスチレンスルホン酸カルシウム)

高K血症治療薬:
薬剤中に含まれる陽イオンを腸内のカリウム(K)イオンと交換し、Kを体外に排泄させることにより、血中のK値を低下させる。(今日の治療薬2020,p.1026)
Ca型なので、Na制限の患者にも使用可能。(同上,p.1030)

ホスレノール(一般名:炭酸ランタン)

高リン血症治療薬:
陽イオンであるリン吸着薬が陰イオンであるリンと消化管内で結合し、その吸収を妨げる。(今日の治療薬2020,p.1026)
食物中のリン酸と結合、難溶性のリン酸ランタンが生成され糞便とともに排泄。(同上,p.1029)

リオナ(一般名:クエン酸第二鉄)

高リン血症治療薬:
陽イオンであるリン吸着薬が陽イオンであるリンjyyと消化管内で結合し、その吸収を妨げる。(今日の治療薬2020,p.1026)
消化管内で第二鉄(3価鉄)とリン酸が結合し難溶性の沈殿(リン酸第二鉄)を形成することでリンの消化管吸収を抑制。(同上,p.1029)

クレメジン(一般名:炭素)

尿毒素治療薬:
腸管内で尿毒素あるいはその前駆体を吸着し糞便中への排泄を促進させる。(今日の治療薬2020,p.1026)
進行性慢性腎不全における尿毒症症状の改善・透析導入の遅延。(同上,p.1029)

レグパラ(一般名:シナカルセト)

Ca受容体作動薬:
副甲状腺のカルシウム(Ca)感知受容体に直接作用し、過剰なPTHの分泌を抑制する。(今日の治療薬2020,p.1026)

シナカルセトは、CYP2D6阻害薬(強い)である

「医療現場における薬物相互作用へのかかわり方ガイド」日本医療薬学会(2019年11月)
表:CYPの関与する基質、阻害薬、誘導薬の代表例(特に高齢者での使用が想定され注意が必要な薬物)p.45
「医薬品開発と適正な情報提供のための薬物相互作用ガイドライン」(2018年7月)
(実践薬学2017,pp.146-147)

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サリドマイド事件のあらまし(概要)
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2016年11月5日(第2版発行)
2019年10月12日(第3版発行)
2020年05月20日(第4版発行)

本書は、『サリドマイド胎芽症診療ガイド2017』で参考書籍の一つに挙げられています。

Web管理人

山本明正(やまもと・あきまさ)

1970年3月(昭和45)徳島大学薬学部卒(薬剤師)
1970年4月(昭和45)塩野義製薬株式会社 入社
2012年1月(平成24)定年後再雇用満期4年で退職
2012年2月(平成24)保険薬局薬剤師(フルタイム)
2020年4月(令和2)現在、保険薬局薬剤師(パートタイム)