片頭痛、慢性疼痛治療薬

2020年7月1日

医薬品各種(片頭痛、慢性疼痛治療薬)

「慢性疼痛の診療ガイドライン2018」によれば、片頭痛予防薬としては、抗てんかん薬(バルプロ酸、トピラマート)、アセトアミノフェン、抗うつ薬(アミトリプチリン)に続いてNSAIDsが挙げられている。そのほかでは、デュロキセチン、プレガバリン、ワクシニアウィルス接種家兎炎症皮膚抽出液や抗認知症薬(メマンチン)の名前があるものの積極的な適応とはなっていない。

実践薬学(2017,p.316)には、「表4:片頭痛の予防薬(グループ別)」として各種薬物が挙げられているが、これはガイドライン2013に基づくものであり、その多くはガイドライン2018では整理されて姿を消している。

マクサルト(一般名:リザトリプタン)

腎機能低下時の用法・用量(リザトリプタン)

「腎機能低下時に最も注意の必要な薬剤投与量一覧」日本腎臓病薬物療法学会(2019年4月1日改訂(32版))

  • CCr(60mg/dL以上)、常用量
    1回10mg、前回投与から2時間以上あけること、最大1日20mg。
  • CCr(60mg/dL未満)
    腎機能正常者と同じ
  • HD(血液透析)・PD(腹膜透析)
    禁忌(AUCが上昇する)

アマージ(一般名:ナラトリプタン)

イミグラン(一般名:スマトリプタン)

クリアミン(一般名:エルゴタミン/無水カフェイン)

「経口アゾール系抗真菌薬の併用禁忌」(実践薬学2017,p.124)
併用禁忌:CYP2C9、CYP2C19、CYP3A阻害薬・フルコナゾール(ジフルカン)
併用禁忌:CYP2C9、CYP3A阻害薬・ミコナゾール(フロリード)
併用禁忌:CYP3A、P-gp阻害薬・イトリゾール(イトリゾール)
併用禁忌:CYP2C19、CYP3A阻害薬・ボリコナゾール(ブイフェンド)

カフェイン(一般名:カフェイン)

カフェインは、CYP1A2の基質薬(影響を強く受けやすい)である

「医薬品開発と適正な情報提供のための薬物相互作用ガイドライン(最終案)」(2016年7月)
(実践薬学2017,pp.146-147)

デパケン(一般名:バルプロ酸)

インデラル(一般名:プロプラノロール)

ミグシス(一般名:ロメリジン)

レルパックス(一般名:エレトリプタン)

トリプタン系薬(5-HT IB/ID作動薬):

エレトリプタンは、CYP3A4の基質薬(影響を強く受けやすい)である

「医薬品開発と適正な情報提供のための薬物相互作用ガイドライン(最終案)」(2016年7月)
(実践薬学2017,pp.146-147)

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1)サリドマイド事件全般について、以下で概要をまとめています。
サリドマイド事件のあらまし(概要)
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2016年11月5日(第2版発行)
2019年10月12日(第3版発行)
2020年05月20日(第4版発行)

本書は、『サリドマイド胎芽症診療ガイド2017』で参考書籍の一つに挙げられています。

Web管理人

山本明正(やまもと・あきまさ)

1970年3月(昭和45)徳島大学薬学部卒(薬剤師)
1970年4月(昭和45)塩野義製薬株式会社 入社
2012年1月(平成24)定年後再雇用満期4年で退職
2012年2月(平成24)保険薬局薬剤師(フルタイム)
2020年4月(令和2)現在、保険薬局薬剤師(パートタイム)