セファロスポリン系抗生物質(フロモックスなど)
βラクタム系抗生物質:
作用機序(細胞壁合成阻害作用を有する)。
(βラクタム系、グリコペプチド系、ホスホマイシン系が同様の作用を有する)
細胞壁のない「マイコプラズマ属」には効果がな ...
他のホルモン製剤、代謝異常症治療薬
代謝異常症治療薬:
ニーマン・ピック病C型
「腎機能低下患者さんへの投与量記載がある薬剤例(内 ...
注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療薬
ADHD治療薬(ドパミン刺激薬):
「ドパミン、ノルアドレナリンの再取込み阻害のため、中枢興奮作用強い。強力な覚醒作用。(リタリン)依存性極めて高く ...
気管支喘息、COPD治療薬(吸入以外)
(児島2017,p.181)
「咳は体力を奪い、また肋骨の骨折にもつながる」。
適切な薬物を適切に使い分けることが大切である。
とはいうものの、鎮咳薬が全て ...
麻酔薬(キシロカインなど)
慢性疼痛治療に対する使用薬剤:
「慢性疼痛診療ガイドライン2018」頭痛・口腔顔面痛
(注:実践薬学2017,p.3 ...
副腎皮質ステロイド(点鼻薬)
ステロイド点鼻薬は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりに有効である。
「ステロイド点鼻薬は、症状がひどくなってから使う切り札ではなく、初期の軽い症状のうちから使うべき薬としてガイドラインでも定められています」 ...
呼吸障害改善薬(ピレスパなど)
抗繊維化薬:
「特発性肺線維症に対する初の抗繊維化薬」。(今日の治療薬2020,p.743)
ピルフェニドンは、CYP1A2の基質薬である(影響を強く受け ...
制吐薬、鎮暈薬(メリスロンなど)
中枢性制吐・鎮暈薬(抗ヒスタミン薬および類似薬):
「迷路機能亢進抑制作用、嘔吐中枢に選択的に作用し鎮吐作用」。(今日の治療薬2020, ...
ST合剤(抗菌薬)
ST合剤:
作用機序(DNA、RNA合成阻害作用を有する)。
(キノロン系、リファンピシン、スルファメトキサゾール、トリメトプリムなどが同様の作用を有する)
「QT延長を来す主な薬剤」(実践 ...
中毒治療薬(チャンピックスなど)
鉄過剰症治療薬:
キレート剤としてFe3+と選択的に結合し胆汁中排泄。(今日の治療薬2020,p.1120)
皮膚科用薬(CS以外)
白斑治療薬:
「皮膚の光線感受性を増強、特に長波長側の紫外線に対する感受性を増す。露光部にメラニン沈着」。(今日の治療薬2020,p.1094)
抗C型肝炎ウイルス薬(ハーボニーなど)
HCVのライフサイクルとDAAの主な作用部位(実践薬学2020,p.133)
DAA:direct-acting-antiviral(直接作用型抗ウイルス薬)
抗HIV薬
抗HIV薬:
「単独ではなく、FTCとの合剤で使われることが多い」。(今日の治療薬2020,p.107)
抗B型肝炎ウイルス薬:テノゼット
抗HIV薬 ...
降圧薬(そのほか)
中枢性交感神経抑制薬:
「α2作動薬。妊娠高血圧に対して使用。尿の変色、クームステスト陽性」。(今日の治療薬2020,p.620)
「降圧薬が血清尿酸 ...
勃起不全改善薬(バイアグラなど)
勃起不全改善薬(PDE-5阻害薬):(今日の治療薬2021,p.1051)
シルデナフィルは、CYP3A4の基質薬である(影響を強く受けやすい)「医薬品開発と適正な ...
肝疾患治療薬(インターフェロン製剤など)
「医薬品開発と適正な情報提供のための薬物相互作用ガイドライン(最終案)」(2016年 ...
腎疾患用剤(カリメートなど)
慢性腎臓病に伴う骨ミネラル代謝異常とは
カリメート(一般名:ポリスチレンスルホン酸カルシウム)高K血症治療薬:
「Ca型なので、Na制限の患者にも使用可能」。(今日の治療薬2020
選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)
選択的セロトニン再取り込み阻害薬:
SSRI:selective serotonin reuptake inhibitor
うつ病患者では、神経伝達物質であるモノアミン(セロトニン、ノルアド ...
防御因子増強薬(ムコスタなど)
内因性PGは攻撃因子、防御因子の双方の調整役であるとされているが、粘膜防御因子増強薬の多くは内因性PG増強作用が報告されている。(今日の治療薬2020,p.757)
NSAIDs(ロキソプロフェ ...
筋弛緩薬(ミオナールなど)
中枢性筋弛緩薬:
「脊髄シナプス反射・固縮・筋紡錘感度の抑制、血流改善、脊髄での鎮痛作用」。(今日の治療薬2020,p.984)
ヒスタミンH1受容体拮抗薬(第一世代)
長所:第一世代抗ヒスタミン薬は、即効性に優れる。
短所:ただし、脂溶性が高いため脳内に移行しやすく、眠気を生じやすい。
自動車の運転は避けるな ...
そのほかの攻撃因子抑制薬(チアトンなど/PPI、H2ブロッカーを除く)
選択的ムスカリン受容体拮抗薬:
「ムスカリン作用、腹痛に有効」。(今日の治療薬2023,p.782)
四級アンモニウ ...
胆道疾患治療薬(ウルソなど)
ウルソデキシコール酸(UDCA)は、胆汁酸の一種である。ヒトの胆汁酸には5種類あり、疎水性で細胞障害性の強いものから親水性で細胞障害性の弱いものまでに分類できる。ウル ...
頻尿・過活動膀胱治療薬など(ウリトスなど)
ムスカリン性コリン受容体拮抗薬が多い。
口渇、便秘のほか、中枢神経系への有害事象として認知機能低下やせん妄などがある。
抗コリン薬以外には、ミラベグロン、ビベグロン、フラボキサートがあ ...
三環系/四環系抗うつ薬(トフラニール、テトラミドなど)
三環系抗うつ薬は、第1世代抗ヒスタミン薬のプロメタジンと類似構造(よく似た三環)を持つ。
抗ヒスタミン作用を示し、BBBを通過する。
つまり、眠気がある。
そのほか、抗精神病 ...
薬物代謝酵素:CYP(シトクロムP450)及びグルクロン酸抱合酵素
「薬物代謝酵素がかかわる薬物相互作用」
ファルマシア,Vol.50,No.7.pp.654-658,2014
無料キャンペーン終了(次回未定)
『サリドマイド事件(日本の場合はどうだったのか)』ア
ベンゾジアゼピン系抗不安薬(デパスなど)
現在用いられている抗不安薬・睡眠薬には、ベンゾジアゼピン(BZD)受容体作動薬が多い。
BZD受容体作動薬は、催眠・鎮静作用、抗不安作用、抗痙攣作用あるいは筋弛緩作用を有している。
新しい睡眠薬(ロゼレム、ベルソムラ)
不眠症とは、ただ単に眠れないという状態をいうのではなく、その結果として「何らかの昼間の弊害がもたらされる状態」のことをいう。
睡眠覚醒調節機構GABAa受容体作動薬:恒常性維持機構(疲れたら眠 ...
非ベンゾジアゼピン系睡眠薬(マイスリーなど)
Z-Drug(非BZD系薬)は、BZD系薬と同様にGABA受容体作動薬である。
BZD系薬は、GABA受容体のαサブユニット(α1とα2)に非選択的に作用する。
これに対してZ-Drug( ...
ベンゾジアゼピン系睡眠薬(レンドルミンなど)
ベンゾジアゼピン系睡眠薬(BZD系薬)は、依存形成リスクの高い薬物である。
依存形成リスクを軽減するため、診療報酬の減額対象として、「3種類以上の抗不安薬または睡眠薬、3種類以上の抗うつ薬または ...