αグルコシダーゼ阻害薬(糖の分解抑制・吸収遅延)
【参考資料】糖尿病診療ガイドライン2019/一般社団法人日本糖尿病学会
「糖尿病診療ガイドライン2019」は、αグルコシダーゼ阻害薬の特徴について、次のよ
BG薬(ビグアナイド薬)インスリン抵抗性改善
【参考資料】糖尿病診療ガイドライン2019/一般社団法人日本糖尿病学会
「糖尿病診療ガイドライン2019」は、ビグアナイド薬の特徴について、次のようにまとめている。
SU薬(スルホニル尿素薬)インスリン分泌促進
【参考資料】糖尿病診療ガイドライン2019/一般社団法人日本糖尿病学会
「糖尿病診療ガイドライン2019」は、スルホニル尿素(SU)薬の特徴について、次
抗不整脈薬(Vaughan Williams分類からSicilian Gambitへ)
心房細動に対する治療法には、薬物治療とカテーテルアブレーションがある。薬物治療が優先されるが、カテーテルアブレーションの適応となる患者においては積極的に考慮してもよい。心房細動に対する薬物治療としては、 ...
サイアザイド系利尿薬(フルイトランなど)
サイアザイド系利尿薬は、<降圧>利尿薬として用いる。
サイアザイド利尿薬は、「腎臓でのNa再吸収を阻害することで、Naや水の排出を促進する作用」がある。
それによって、循環血 ...
β遮断薬(αβ遮断薬を含む)・α遮断薬など
⇒「抗不整脈薬(Vaughan Williams分類からSicilian Gambitへ)」
⇒「ワルファリンと直接経口抗凝固薬(DOAC)を比較する」
頻脈性心房細動に対する心拍数 ...
脂質異常症治療薬:フィブラート系薬物(特に中性脂肪TGを下げる)
フィブラート系薬物は、脂質異常症の治療薬であり、核内受容体PPARαに作用して脂質代謝を改善する。
フィブラート系薬物は、「肝臓で核内受容体PPARα(eroxisome proliferator-act ...
クレストール:国内第1号のICH-E2Eガイドラインに準拠した使用成績調査(PRIME試験)実施
「抗生物質のシオノギ」の凋落を救ったのは、クレストール(一般名:ロスバスタチン)です。クレストールは、1991年(平成3)、シオノギ製薬が創製したHMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)、すなわち脂質異 ...
HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)、動脈硬化のペニシリン
HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)は、肝臓でのコレステロール生合成にかかわる酵素(HMG-CoA還元酵素)を阻害することで、動脈硬化の原因となる「LDLコレステロール(LDL-C)」を減らす効果がある。
気管支喘息治療薬(吸入薬)
気管支喘息の基本病態は、気道の慢性的な好酸球性炎症である。
そして喘息とは、喘ぐ(あえぐ)ように息をすることから名付けられた病名である。
炎症のある気道はとても敏感になっ ...
去痰薬(ムコダイン、ムコソルバンなど)
気道粘液修復薬:
「気道粘液調整作用、粘膜正常化作用」。(今日の治療薬,p.753)
ムコダインは、痰や鼻水のねばつき、つまり〈粘度〉を減らす薬物(気道 ...
鎮咳薬(リン酸コデイン、メジコンなど)
咳のことを咳嗽(がいそう)という。
気管やのどの表面が刺激されると反射的に起きる症状のことである。
例えば、乾いた空気や冷たい空気を吸い込んだりして咳が出ることもあれば、気道に炎症があってその刺激で咳 ...
女性に多い鉄欠乏性貧血(フェロミアなど)
貧血とは、血液中のヘモグロビン濃度が減少している状態と定義される。
そしてそのことによって、全身の組織・細胞に酸素が十分に供給できない状態になる。
ヘモグロビン(血色素)は、赤血球中に含まれる複合タンパク質 ...
インフルエンザ異常行動は、タミフル服用に関係なく発生している
タミフルを服用した患者 ...
抗認知症薬(アリセプト、メマリーなど)
以下、「」内は「認知症診療ガイドライン2017」から引用
「認知機能障害のうち、最も中核的な症状は記憶障害である(中略)。約束を忘れたり、物の置き場所がわからな ...
Ca拮抗薬(ジヒドロピリジン系)
Ca拮抗薬(CCB:calcium channel blocker)
Ca拮抗薬ではなく、Caチャネル阻害薬(CCB)とするのがより正しい表現である。
ジヒドロピリジン系薬(DH ...
アルドステロン拮抗薬/カリウム保持性利尿薬
アルダクトンAとセララについて教えてください(日本心臓財団)
アルドステロンは、「レニン・アンジオテンシン系」(昇圧システム)の最終産物であり、腎臓に存在するアル
ARB(レニン・アンジオテンシン系)
ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬:Angiotensin Ⅱ Receptor Blocker)
ARBは、強力な昇圧物質であるアンジオテンシンⅡがアンジオテンシンⅡ1受容体(AT1受容体)に結合することを阻害する。 ...
ACE阻害薬(レニン・アンジオテンシン系)
高血圧治療の目的は、血圧をコントロールして心筋梗塞などの心血管疾患を防ぐことにある。
ARBとACE阻害薬(共にレニン・アンジオテンシン系阻害薬)は、Ca拮抗薬や少量のサイアザイド系利尿薬と並んで高血圧 ...
バイアスピリンとそのほかの抗血小板薬の比較
抗血栓薬(血液をさらさらにする薬)は、血管内で血栓ができにくくする性質を持っている。
主として心筋梗塞や脳梗塞の予防を目的として使用される薬物である。
抗血栓薬(血液をさらさらにする薬 ...
アセトアミノフェン入りの配合薬(PL配合顆粒&SG配合顆粒)
無水カフェイン(ねむけ、倦怠感、血管拡張性及び脳圧亢進性頭痛)60mg
サリチルアミド(解熱鎮痛薬、非ステ ...
アスピリンとアスピリン喘息(NSAIDs過敏症)
アスピリン(アセチルサリチル酸)は、1897年にドイツで開発された歴史的なNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)である。
その作用機序を以下にまとめた。
なお、アスピリンの多様な作用機序の全容は未だ ...
インフルエンザや小児・妊婦でも使えるカロナール(やさしめ)
カロナール(一般名:アセトアミノフェン)は、NSAIDs(ロキソニンなど)と同じく熱や痛みを和らげる解熱鎮痛薬である。
カロナールは、中枢に作用することで解熱・鎮痛効果を発揮する。
急性腰痛にはNSAIDs(ロキソニンなど)がお薦め
急性の腰痛や座骨神経痛に対する治療薬としては、ロキソニン(一般名:ロキソプロフェン)などの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が推奨度No.1(「腰痛診療ガイドライン2019」p.34)となっている。
注 ...
ワルファリンと直接経口抗凝固薬(DOAC)を比較する
⇒「抗不整脈薬(Vaughan Williams分類からSicilian Gambitへ)」
⇒「β遮断薬(αβ遮断薬を含む)・α遮断薬など」
ビソプロロール(メインテート)などは、 ...